最小限の設置面積で済む大型のサイロライナー

サイロライニング施工事例

あるサイロメーカーは、バイオコールコーンサイロのライナーに於いて外部業者による高い設置コストに悩んでいました。プロジェクトを予算内で進めるためには、外部業者の手を借りずに簡単に設置できるソリューションが必要でした。 このため、サイロメーカーがライナーを取り付ける際に、外部業者に頼ることなく設置が可能になりました。その結果、自社で設置できるようになったサイロライナーにより、約23万5,000ユーロのコスト削減を実現しました。

業界: ライニング,製鉄

ソリューション:組み立て済みドロップイン式インターロッキング設置方法です。

製品: TIVAR^™ 88-2 ESD

大型サイロライナーの設置コストを軽減する。

サイロメーカーは、バイオ石炭発電産業の顧客のお客様に向けて効率的な材料フローを可能にするサイロコーンのライニングを必要としていました。しかし、このプロジェクトの予算では、ライナーの取り付けを外部業者に依頼することはできませんでした。そこで弊社は、お客様が自社で設置できるライナーオプションを提案しました。

一般的なライナーの取り付けは、一連のパネルをサイロに一枚一枚固定することで行われます。ファスナーの数が多ければ多いほど、作業時間が長くなり、作業も複雑になるため、外部業者への依頼が必要になってきます。12基のスチール製サイロライナーは、コストを抑えるため、できるだけファスナーを使わずに設置する必要がありました。サイロの寸法に合わせてあらかじめ溶接された一体型のライナーであれば、パネルごとに設置する必要がありません。しかし、サイロ寸法がドロップインライナーを採用するには大きすぎました。

このようなコストやサイズの制約がある中で、弊社が提供するソリューションによりサイロライナーの自社施工を可能にすることはできないでしょうか。

サイロライナーの新たな設置方法

バイオ炭のような粉塵の多い素材でも電荷の蓄積を防ぎ、流れを促進する帯電防止性UHMW-PEライニング材TIVAR88-2 ESDを使用した組み立て済みのドロップインライナーを開発しました。

特殊な機械加工により、ライナー製造時にあらかじめ挿入された締結部材で固定された連結セグメントを利用した新しい取り付け方法を開発しました。これにより、サイロメーカーは、工場でコーンを組み立てている間に、サイロの巻取り製造ラインで最終コンポーネントを直接組み立てることができるようになりました。このソリューションは、ドロップインライナーのように設置することができ、スチールコーンに固定するためのファスナーも必要ありません

お客様の競争力維持のために、ユニークな課題に革新的な提案を行います。

お客様に最適なライニング材を提供するだけでなく、設置に関する課題を克服し、将来のモデルとなるようなサイロライナーを設計するために、私たちは協力しました。このインターロッキングライナーによって、お客様は設置費用を約23万5,000ユーロ削減することができ、プロジェクトの継続と競争力の維持の両方を実現することができました。

貴社のプロジェクトで、同じような製造上の課題に直面していませんか？私たちのエキスパートチームに今すぐご連絡ください。